ありすの草子

日々の出来事で考えることや気になるニュースをお伝えします。

イクメン、ワンオペ育児、ワーママ、そんな言葉なくなればいい

イクメンとワンオペ育児

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『イクメンという言葉は嫌い。』

そんな意見を良く耳にします。

育児は2人でやることは当たり前、なぜパパが育児をして周りから褒められるのか。

なぜ逆の言葉はないのか。

そう言われると『その通り!パパも半分育児をするべき!』と思いますよね。

たとえ専業主婦であっても、家事をして一日中小さい子供の相手をする疲れとストレスは相当なものです。

これをワンオペ育児なんて呼ぶ言葉も出来ましたね。

私ももちろん、パパも可能な限り育児に参加すべきだと思いますが、残業が多い職場に勤めているとなかなか難しいこともあるでしょう。

ママ達の怒りは、主にパパ達がお休みの日に家事、育児に対しての非協力的な態度を見て湧き出ているものだと思っています。

なんたって、専業主婦には労働基準法は適用されないのです。

週休0日制、24時間体制の超ブラックな仕事をしているのです。

働き方改革は残業時間や有給取得など、厳しくはなりましたが、専業主婦や育児休暇中の人にも適用してほしいところです。

月○時間まで、無料で託児所に預けなさい!

家事代行サービス月○回利用必須!

なんてサービスがあったら、家計を気にすることもなく、もう少し心に余裕を持って子供に接することが出来るのではないかと思うのです。

 

ワーママ

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働いているママをワーキングマザー、ワーママと呼びますね。

でもこれは逆に『ワーパパ』という言葉はないですよね。

 男性側からしたら、『なんで働くのは男なんだ!』と思っている人もいるかもしれません。

働きたい女性と、専業主夫になりたい男性の縁があり、逆の生活をされている方もいますがごく稀なことです。

生活レベルにも寄りますが、家族を養えるほどの収入を得ているキャリアウーマンは一体どれくらいいるのでしょう。

 

日本人の固定観念

イクメン、ワーママ、ワンオペ育児という言葉が出来た背景には、女性が家事と育児を担い、男性は働きに出るという日本古来からの文化と固定観念があるからだと思うのです。

おじいちゃんやおばあちゃん世代には『0歳の子供を保育園に預けるなんて可愛そう』なんて言われ、ワーママはいけないことをしているような、子供に申し訳ない気持ちになるものです。

日本人はずっとワンオペ育児をやってきたのか?と言われれば答えは『NO』です。

家族や兄弟も多く近所に住み、みんなで協力して子育てをしていたのです。

今と同じように『家族で子育てをしていた』けれど、『家族』の部分が大規模なんですね。

地域の人々でお互いに協力し合うこともあったでしょう。

 

原因

イクメン、ワーママ、ワンオペ育児いう言葉は日本の歪みを見ているようで、あまり良い言葉ではないですよね。

そんな言葉が出来た原因としては以下のように考えます。

 

1、女性の社会進出の遅れ

先進国の中でも日本人女性の社会進出は海外に比べると低い水準です。

産休、育休がしっかり取得出来ない職場があったり、妊娠した女性を解雇や差別をするマタハラなんて言葉も出来ましたね。

待機園児も多く、保育園に預ける事が出来ない地域もあります。

核家族化が進んでいる為、保育園に預ける以外の方法がない人達も多く、無認可保育所はとても高額です。

2、勤労な国、日本

日本人はとても働き者だと言われています。

海外に比べると、日本人の労働時間は凄まじいです。

海外では仕事<家族、日本では仕事>家族なのです。

外国人から見ると日本人は労働時間内に仕事が終わらない=仕事が出来ないと思われがちです。

日本では残業で遅くなることが日常化し、更に残業が美として評価されることすらあります。

多く残業する人=仕事熱心な人という考えが根強く残り、定時に帰る人=暇な人という認識を持たれて仕事が増えることもあります。

上司より先に帰りにくいような職場もあり、平日は子供と会えないパパも多いのではないでしょうか。

 

3、男尊女卑の社会

男性に比べて女性の昇進率は著しく低くなっています。

パパが育休を取ったり、子供が具合の悪い時に保育園に迎えに行ったりをしにくい職場もあるでしょう。

会社でもママが子供の世話をすべきとの考えが根強く残り、保育園でも緊急連絡先はママにしている人が大半です。

結婚した女性側だけを休みの取りやすい、仕事が軽い部署に移動させることもあります。

これは一見親切のようにも思えますが、子供のお世話は女性が行くべきとの考えが根強く残っている為で、差別にも近いと思います。

 

4、男女の年収差

給与所得者の平均給与は422万円です。

男性の平均は521万円、女性の平均は280万円です。

女性の所得は男性の半分ほどになっています。

この格差の理由としては女性が昇進しにくいということと、正社員雇用の割合が低いということが考えられます。

男女賃金格差は34カ国中、ワースト1位の韓国に次いで日本はワースト2位となっています。

 

最後に

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イクメン、ワーママ、ワンオペ育児という言葉が必要のない社会になる為にはどうしたら良いのでしょうか。

イクメン&ワンオペ育児→育児を分担する、ワーママ→共働きが当たり前の社会にする。

つまり男女平等な社会を目指すことだと思います。

能力のある女性が結婚して専業主婦になるなんて、社会的損失です。

女性もどんどん社会に出るべきだと思います。

夫婦が同じくらいの賃金で、お互い定時に上がり帰宅することが出来れば、家事や育児も必然的に分担されるようになってくるはずです。

男性も家事、育児を分担し、女性が働くことが当たり前になれば、これらの言葉は自然と消えて行くのではないかと思っています。